どこよりも詳しい!事業計画の作成ポイント
今回は事業計画書の前半、「事業計画」の作成ポイントを詳しくご説明します。
融資をお願いするときに会った担当者は、融資実行の決定権限を持っていないのが通常です。
直接会えない最終決定者の方にも、しっかり事業の魅力が伝わる事業計画を書きましょう!
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1.会社概要
どのような会社か一目で分かるように書く
2.マネジメントチームの紹介
信頼できる経歴や実績があり、新しい事業を始めるために必要なノウハウや資格を持っているか
3.事業立ち上げの経緯
(1)ビジネスチャンス
社会の状況や世間のニーズについて書く
(2)分析
(1)の裏付けとなるデータと客観的な分析、問題提起したいこと
(3)解決策
(2)であげた問題点をどうやって解決するか、なぜ自分なら解決できるのか
(4)コミットメント
将来的に達成させる目標(短期・長期)
4.商品・サービス
(1)商品名・サービスの内容
主なものを書く
(2)コンセプト
伝わりやすいよう具体的に
(3)競合他社との違い・当社の強み
「3.事業立ち上げの経緯」とリンクさせながら、できれば3つ以上書く
(4)店舗の開業場所・店舗情報、顧客ターゲット
開業場所の選定理由は(2)コンセプトや(3)当社の強みとリンクさせながら書く
5.主な取引先
取引を開始した経緯、今後の開拓方法など(仕入先・得意先)
6.今後のスケジュール
営業開始までの主なもの、いつまでに融資が必要か
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いかがですか?
頭の中に描いていた会社のイメージや起業までの道のりが、具体化されたのではないでしょうか。
「3.事業立ち上げの経緯」と「4.商品・サービス」は当然ながら事業計画のハイライトです。
融資担当者があなたの会社のファンになってくれるよう、事業の魅力を余すことなく伝えて下さい!